「矯正治療においての抜歯」について
こんにちは!
福岡マウスピース矯正グループ・スマイルライン歯科・矯正歯科です。
ゴールデンウィークも終わり、もうすぐ梅雨の時期がやってきます。ジメジメとした日が続くこの時期は、食中毒菌の繁殖が活発になるので食中毒には皆さまお気をつけください。
うがい・手洗いと共に洗口液による口腔内の洗口も行いましょう!
今回は「矯正治療においての抜歯について」お話しします。
皆さまは矯正をする際、抜歯をするイメージがありませんか?
ワイヤー矯正(ブラケット矯正)は多くの場合、親知らず(智歯)や健康な歯を抜いて隙間をあけ、綺麗に歯が並ぶようにワイヤーで引っ張り動かしていきます。
健康な歯を抜くことできれいに歯は並びますが、噛み合わせがうまくいかないといった別の問題も生じてきます。
マウスピース矯正(インビザライン)はほとんどの場合、健康な歯は抜かず、抜くとしても親知らずだけを抜きます。代わりにディスキングといって歯と歯の間を削っていきます。
削るといっても0.5mm以内で(シャーペンの芯くらい)、体の中で一番硬いエナメル質の範囲内で削ります。ほとんど痛みを感じない方が多いです。
そして1番奥にある第2大臼歯から順に後ろに少しずつずらしながらスペースを作り、綺麗なアーチを作りながら歯並びを整えていきます。
※親知らずの萌出時期は10代後半~20代前半位です。その位から痛みや腫れなど気にされる方が多いです。また、親知らずがきちんと生えている場合、歯ブラシが届きにくく、虫歯のリスクが上がってしまいます。
親知らずは矯正をする・しないに関わらず、早めに抜くことをオススメします。
8020運動を皆さまご存知ですか?
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
生涯できるだけ自分の歯で食べることができ、健康な歯を必要以上に抜かずに残しながら、綺麗に歯並びを整えてみませんか?
ぜひ矯正について興味がある方や、歯並びについて悩まれている方はぜひ当院までお気軽にお問い合わせください!
スタッフ一同お待ちしております。