インビザライン Go とライトの違いは︖前⻭だけの部分矯正?
皆さん、こんにちは。
博多・天神・六本松・香椎照葉・マークイズにあるスマイルライン矯正歯科です。
マウスピース型矯正装置の代表的なメーカーとして知られるインビザラインは、巷でも話題でありますが、実は複数のプランなどが設定されています。
インビザラインであれば、どれも共通した内容であるイメージもありますが、実は⻭並びの状態によって、インビザラインフル、インビザライン GO、インビザラインライトなどの中から、最適なプランを選択できます。
そこで今回は、インビザライン GO とインビザラインライトの違いについて、詳しくご紹介していきます。
基本となるインビザラインの設定は?
インビザラインは⻭が動くように設計されたアライナー(マウスピース)を交換して、矯正治療を進めていくものです。
インビザラインの基本的なプラン内容は、全体的な矯正を可能とする、インビザラインフルとなります。
インビザラインフルは、アライナーの枚数に制限はなく、さらには治療開始から 5 年間であれば、最初に提示した基本料金を超えることはありません。
インビザラインライトとは?
インビザラインライトは、全体的な矯正であることは変わりませんが、14 枚のアライナーのみで、治療計画が立てられます。治療期間は約 7 か月、追加アライナーは 2 回までとなっています。
このようにインビザラインフルと異なり、アライナーの枚数に制限があるので、比較定期費用はお安く抑えることはできますが、14 枚以上のアライナーが必要と判断された場合は、インビザラインライトは不向きといえるでしょう。
インビザラインライトは以下のような⻭並びの場合、適応する可能性があります。
・前⻭に限定したすきっ⻭(正中理解)
・全体的なすきっ⻭(空隙⻭列)
・前⻭が少し捻じれている
・前⻭が少し重なり合っている
・前⻭が少し前に出ている
・後戻り(全体的)
インビザライン GO とは?
インビザライン GO は、前⻭に限定したプランになり、真ん中から数えて 1 番目にある中切⻭から、5 番目の⻭である第二小臼⻭までが矯正の対象となります。
アライナーの枚数は 20 枚とインビザラインライトよりも枚数は多くあり、治療期間は最短約 5 か月と短く、追加アライナーは 1 回までとなります。しかし、奥⻭は動かせないので、全体的な矯正が必要と診断されている場合は不向きとなります。
インビザライン GO は、前⻭に限定したものとなっているので、例えば前⻭が重なりあうように生えている叢生(そうせい)であった場合は、IPR(ディスキング)を行ってスペースを確保する必要があります。
奥⻭を動かすことなく、IPR を行うことで矯正治療が可能であると診断された場合は、インビザライン GO での治療が向いているといえるでしょう。
奥⻭が動かせない分、インビザライン GO は費用を抑えた治療が可能でありますが、どの⻭並びであっても適応するわけではありませんので、⻭科医師の診断を仰ぎましょう。
インビザライン GO は以下のような⻭並びの場合、適応する可能性があります。
・前⻭に限定したすきっ⻭(正中理解)
・前⻭が少し捻じれている
・前⻭が少し重なり合っている
・前⻭が少し前に出ている
・後戻りの修正(前⻭のみ)
当院のインビザライン
当院ではインビザラインでの矯正治療に注力しております。患者さんのお口の中の状況はさまざまであると同時に、患者さんが求める理想の仕上がりもそれぞれであります。当院では、患者さんが希望を汲み取りながら、患者さんにとって最適な治療計画を立てていきます。インビザラインではどのプランのものが自身にあっているのか、分からないとご相談いただくことも多くあります。どのプランのものが自身に適合するのかは、専門的な観点でみる必要があるので、ぜひカウンセリングをお受けしていただければと思います。お気軽にご相談ください。