マウスピース矯正をしながらのホワイトニングは可能︖
皆さん、こんにちは。
博多・天神・六本松・香椎照葉・マークイズにあるスマイルライン矯正歯科です。
歯並び・咬み合わせを矯正治療で治す機会に、「前から気になっていた歯の色も白くできないか」と、ご相談いただくことも少なくありません。白い歯はお顔の印象を明るくし、清潔感のあるイメージを与えるため、近年では身だしなみを整える一貫として、ホワイトニングを検討される方も多く見受けられます。
実際、マウスピース矯正を行いながら、ホワイトニングも行うことができれば、理想ですよね。
そこで今回は、マウスピース矯正を行いながら、ホワイトニングは可能であるのか、詳しくご紹介していきます。
なぜ歯は黄ばんでいくの？
歯の色は加齢や、食べ物や飲み物に含まれる色素が沈着して黄ばんでいきます。食べ物や飲み物による色素沈着であれば、歯の表面を専用の機器や研磨剤で磨くことで、沈着した汚れを取り除くことが可能です。
しかし、加齢による歯の黄ばみは、歯を磨くことだけでは改善しません。なぜならば、歯の内側に原因があるので、歯の表面を磨いても変化を与えることができないからです。
歯の表面組織であるエナメル質は透明な色をしていますが、その下の層にあたる象牙質の色が反映して歯の色として認識されます。
象牙質はもともとクリーム色をしていますが、その象牙質が加齢とともに分厚くなり、色合いも濃くなるため、歯も黄ばんだように見えるようになります。
ホワイトニングで歯は白くなるの？
ホワイトニングでは、専用のホワイトニング剤を塗布し、専用の光を照射して歯を白くしていきます。ホワイトニング剤に含まれる酵素が透明なエナメル質を曇りガラスのように変化させ、象牙質の色が反映されないようにします。こうすることで、象牙質の色が反映されず、白い歯となって見えるようになります。
マウスピース矯正中のホワイトニング
矯正治療といえば、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着するワイヤー矯正がスタンダードでありました。しかし、矯正中はブラケット装置を簡単に外すことが難しいので、容易にホワイトニングを行うことはできません。
一方で、マウスピース矯正であれば、自身で取り外しが可能であるので、こういった点からもマウスピース矯正であれば、矯正中であっても、ホワイトニングを平行して行うことができます。
マウスピース矯正中にホワイトニングを行う際の注意点
・歯が動いていくことで生じる問題
矯正治療中は歯が動いていく治療段階であるので、歯が重なりあっていた部分が徐々にきれいに並んでいき、これまでホワイトニング剤が行き届かなかった部位が見えるようになります。そうすると、ホワイトニングされた部分と、これまでホワイトニングできなかった部分が浮き彫りになる恐れもあります。
・アタッチメント
マウスピース矯正である、インビザラインでは、歯の表面にアタッチメントと呼ばれる小さな突起物を装着する必要があります。そのため、インビザライン矯正中にホワイトニングを行う場合は突起物部分だけが白くならず、インビザラインでの治療を終えたときに、まだらになっている可能性もあります。
マウスピース矯正中にホワイトニングを行うことは可能です。しかし、マウスピース矯正中だからこそ、気を付けなければならないこともあるため、注意しましょう。また、ホワイトニングは半永久的なものではありません。白い歯を継続していくためには、定期的にホワイトニングを行う必要がでていきます。歯並びを整えながら、白い歯へと変化させ、見た目も明るくなり、モチベーションにもつなげていけるのではないでしょうか。
インビザラインでの矯正治療に加え、ホワイトニングをお考えの際には、お気軽にご相談く
ださい。
